先日、奈良在住という年配の女性の方から突然の電話があった。
木村真紀の「愛ってなあに?」というCDを探しているが、奈良市内のCDショップには
見当たらず、インプレオの電話番号を教えてもらって電話をしてきたという。
海外で結婚式を挙げる娘に贈りたい、のだという。
あさってには海外に旅立つので、明日必着で送ってくれないか、という。
もちろん二つ返事でお受けしたが、奈良在住のこの年配の女性の耳に、
木村真紀の「愛ってなあに?」という曲がなぜ届いたのか、少し尋ねてみた。
「異国の地に嫁ぐ娘に贈る何かいい歌がないかと、ネットで探していた時に
木村真紀さんの『愛ってなあに?』という曲をたまたま視聴しましてね。
本当にいい曲だなあ、と思いまして。わたし、涙がでてきました。娘にも
聞かせてやりたいと思いまして、結婚式に持参しようと思っております」
とおっしゃってくれた。
実は私もこの曲は、名曲だと思っている。
最初、木村真紀を引き受けると決めたとき、この「愛ってなあに?」という
タイトルがあまりに直截的過ぎて、世の中的にどうだろう、と思っていたし、
真正面から聞くことを、どこか避けていたようなところがあった。
しかし、最近素直に木村真紀の代表曲の一つとして、売っていきたいと
強く思うようになっている。
こんな歌詞をこんなメロディに乗せて歌えることこそ、木村真紀の真骨頂
だと思うのだ。
「愛ってなあに?」の歌詞はこちらから↓
https://www.kimuramaki.com/discography/cd02_6.html
翻訳者等の人材募集で、お世話になっているアメリア・ネットワークから
「協力会社・団体訪問記」の取材を受けました。
記事は「月刊アメリア2009年12月号」に掲載されています。
あっちこっちに広がる私の話を上手にまとめてくださっていて、
インプレオおよびリンガルセクションの現況が端的に網羅されています。
「 アメリア・ネットワーク月刊情報誌『Amelia』掲載記事より 」(PDFファイル)
PS. 美しきアンティーク・イースト館と美女4名、なかなか写真うつりもよく・・・(うふふ)。
20年近いお付き合いの、10歳先輩の女性社長と久しぶりに会った。
名目は、その方のお知り合いである聖徳大学教授の島田薫氏が上梓した「結婚学」という本の出版祝いということで。
その女性社長は、いつも気の合いそうなメンバーを選んで様々な会をセッティングしてくださるのだが、私は何かに重宝がられていて、いつもお声をかけ
ていただく。出席した女性陣は、島田先生、ローカライズ翻訳会社の社長、アート関連のNPO法人代表、そして美しき精神科医。一方男性陣は、日本医師会の
関係者、経済産業省から外郭団体に出向中の方、そしてバイオベンチャー会社の社長。
なかなか面白い顔ぶれだったと思う。
私が初対面だったのは、経産省の方だけで、他のメンバーとは何度もお会いしている。女性陣は、皆私より年上だが、若々しく美しい。何より、皆、よく
喋る・・・。自分の意見をはっきり言う。様々なことが話題に上ったが、気がつくと、医師会の先生や経産省の方々がなぜか責められているように見受けられる
状況になっていた。もちろん、個人を責めているわけでもないし、誰も医師会や経産省が悪いと名指しで言っているわけではないのだが。
何でそんな風に感じたのか・・・。
たぶん、そこにいた女性たちは、皆"ひとりで立っている"から。体制に拠ることなく。自分の意思で動いているから、「私はこう思うんです・・・」
と、私を主語にして話せるんですね。体制や組織の代弁者ではないからなんですね。
何だかよくわからないけど、面白い会でした。女性陣は皆爽快な顔で「楽しかったわ」・・・と帰っていったけど、もしかしたら、男性陣は「ふー。やれ
やれ。」という気分だったかもしれません。ふー。やっぱり女は強し。