今日は珍しく、美保ちゃんと溜池山王周辺のお客様のところに営業に行く。
実はうちのスタッフは外勤をすることが多くない。
せいぜい、NHK村周辺をうろうろするくらい。
ででーんと座っていて、仕事をいただけるのだから
本当に感謝しないといけないのだ。
私にとっては、たまの外勤はゆっくり一人のスタッフと話をする機会でもある。
社内会議というものを滅多にしないので、私の考えがまとまった形で
一人一人に伝達されていない部分があると思う。
また、スタッフの思いや考えも共有されにくいところがあるかもしれない。
そろそろマンディ・ミーティングでもやってみましょうか・・・。
会社の業務上も、優秀な外国人ナレーター、翻訳者、チェッカー等が慢性的に足りないと感じている。
英語版制作や日英のクリエィテイブライティングには有能な彼らの存在は不可欠。いい人材を発掘していくことは、これからも生命線だと思うので、
その辺のことに取り組むプロジェクトを考えている。
今日はその担当者になって欲しいと考えている女性が来社。
彼女のキャリアはこのプロジェクトにはうってつけなので、うまくコラボができればと思っているのだが、彼女も幼稚園児を抱えてフレックスワーカー派。育児
のことも仕事のことも、悩み多き日々らしい。
ついつい悩み事相談室になってしまう。
最後は笑顔で「いつもお会いするとパワーをもらって元気になれます」と言って帰っていった。
よく人から言われる言葉だ。ついつい、人を鼓舞してしまう癖があるらしい。
今年最初の英語版、ナレーション収録があった。
NHK教育で放送された「いのち見つめる教室」という番組の部分英語版制作。
前もって、プレビューしたときも一人涙にくれたけど、スタジオの中でも、何度も何度も涙があふれてくる・・・。
いい番組でした。
自分が生まれたときの様子を母親に語ってもらう子どもたち。
「ものすごく幸福だったんだよ」「涙があふれて止まらなかったんだよ」
「ちっちゃくて折れそうで、とってもかわいかったよ」
「待って、待って、ずーっと待って、やっとお母さんのところに来てくれたんだよ」
と、自分がどんなにか望まれて生まれてきたかを聞く、こどもたちの表情は誇らしげであり、照れくさそうであり。
若い男性教諭が一生懸命取り組む授業はとても素晴らしく、
小学校中学年でこういう授業を皆が受けられたら、と思うような内容でした。
多くの学校関係者の方に見てもらいたいと思える番組でした。
ガンバレNHK!