2007年12月5日(水) 近藤高弘氏
表参道のスパイラルガーデンで行われていた、近藤高弘展「TRANS-FORM」の最終日。
仕事を終えてやっとこ18時半、ギリギリに滑り込む。
近藤さんとは、数年前に知人に紹介されてお会いしてから、ご一緒する機会はなかったのだが、今年の夏に京都のアトリエに数人の友人と共に招かれ、
「ミスト」や「銀滴彩」の制作現場を目の当たりにすることができた。
アトリエの2階にはいい感じの古い染付けが無造作に飾られ、棚には陶芸やアート関連の書籍が整然と並べられ、高めに設けられた窓からは、京都山科の山間の
風景が一望できる。とても気持ちの良い空間だった。
陶芸一家に生まれ育ち、「伝統とは何か」を身体全体で理解しながら新素材や現代アートに表現の対象を求め続ける近藤氏。彼の作品は初期の段階から、 メトロポリタン美術館をはじめとする多くの海外有名美術館に所蔵されている。
近藤さんとの話は面白く、尽きず1時間以上も立ち話をしてしまった。
「アーチストの海外戦略・・・」是非また教えてください・・・。
近藤高弘の世界
https://www.kondo-kyoto.com/taka/